「2021年卒 大学院生(修士・博士)就職活動のオンライン化についての調査」の詳細レポートを公開いたしました

 大学院生・研究者のキャリア支援を行っている株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:林信長)は、新型コロナウイルス感染拡大によって急速に進む就職活動のオンライン化が、大学院生(修士・博 士)の就職活動に与える影響を把握するため、アカリクに登録している21年卒の大学院生(修士・博士)216名を対象に実施したアンケート調査の結果を発表いたします。

プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000017667.html

アンケート調査概要

◆調査期間:2020年4月24日(金)~5月6日(水)
◆調査対象:2021年度中に就業開始を希望する大学院生(修士・博士)
◆調査方法:Web入力フォーム
◆有効回答:216名 (内訳:修士144名、博士72名)

詳細レポートはこちら:https://acaric.co.jp/files/report202005_21.pdf

調査まとめ

 今回の調査では大学院生(修士・博士)が、急激に進む就職活動のオンライン化について、不安を感じつつも柔軟に対応していることが明らかになりました。日頃から研究に忙しく、地方在住の場合も多い大学院生にとって、就職活動のオンライン化は時間や費用の面でのハンデを克服する大きなチャンスとなっています。同時にこれは企業にとって、これまでリーチしづらかった優秀な人材にアプローチできる可能性が拡がることを意味します。実際にアカリクで直近で実施したオンライン選考会でも、大学院生、企業ともに満足度が高いという結果がでており、この流れは21年卒だけのものでなく、Afterコロナにおいても当たり前となっていく可能性が高いと考えます。

 このような状況の中で、両者にはオンラインでのコミュニケーションで互いの魅力をアピールし、理解することが求められます。現時点では企業側の対応にもまだまだ混乱がみられており、このあとスピーディーに適応できるかどうかが、人材獲得の大きなポイントとなるでしょう。

 地方在住の大学院生の方が就活に不安を感じていない背景には、従来からの就活関連の情報不足とそれに伴う認識のズレがあると考えられます。オンライン選考の一般化により、地方在住者はチャンスを得たとともに、都市部と同様な就活スケジュールへの切り替えが自然と求められ戸惑いや焦りも生まれるはずです。そうした中で柔軟に対応する姿勢を示す採用企業は信頼できると認識されるでしょう。

 オンラインへの対応が大学院生から評価されている一方で、環境や待遇に関する選社軸については新型コロナウイルス感染拡大前後で変化していない、との声も多いのも事実です。また、選社軸として重視する項目は修士と博士で傾向が共通しており、「新卒博士の民間就職」が一般化して当事者たちの間でも浸透しているものと考えられます。企業はこれらを踏まえ、「修士であるから」「博士であるから」といった先入観に囚われず、それぞれの専門性を支える基礎能力も含めた評価を、オンライン / オフラインに関わらず正しく行うことが必須とされます。


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